ルッザーノは、20世紀初めに所有権を引き継いだフガッツァ家により、 1920年に設⽴されたワイナリーで1世紀以上にわたって存在している。
ロンバルディアとエミリア·ロマーニャの境界線にまたがり、オルトレポパヴェーゼとコッリ·ピアツェンティニの2つのDOCを持つ。
葡萄畑は城を360度囲み、標⾼180∼270メートル。息を呑むような景⾊を繰り広げている。
現在、100ヘクタール所有の内、70ヘクタールが葡萄畑。 穏やかな⾵通しのよい気候に恵まれ、1世紀以上葡萄栽培とワイン造りを 古代ローマから伝わる伝統的な製法で丁寧に造り続けている。
オルトレポパヴェーゼは粘⼟岩、⽯灰質⼟壌で、 バランスのよいエレガントなワインを⽣み出している。
⼀⽅、ピアツェンティニは、深い砂、⽯灰、粘⼟質⼟壌からなり、⾹ばしい⾹りのワインが楽しめる。
どちらも約 55∼65Hl/ Ha の収量で造られ、この地域の典型的な品種であるバルベーラ、ボナルダ、ピノネロ、マルヴァジアに加え、メルロー、カベルネ、シラー、 シャルドネも数年前から植え付けられている。
昔から伝わる拘りの葡萄栽培と丁寧な⼿摘みをベースに、無農薬で⾃然溢れるワインを送り出している。
現オーナーであるジョヴァンネッラは⾃然に対し深い尊敬の念を持ち、「ワインは、⾃然の傑作である」と語る。
極めて⾝体に優しい⾃然派ワインを造り続け、ラベルはルッザーノの地から溢れでるインスピレーションを基に独創的なデザインで⽬を楽しませてくれる。
パリのファッション界で評判を得ておりファッションウィークの間、パリのファッション地区の中⼼にあるl’Eclaireurの店舗にも展⽰されている。
蔵名 | カステッロ·ディ·ルッザーノ |
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所在地 | ロンバルディア パヴィア |
オーナー | ジョヴァンネッラ フガッツァ |
設立 | 1920年 |
取扱いワイン
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MAGOT
商品名 マゴット 原産国 イタリア 生産地域 ロンバルディア カテゴリー DOC ヴィンテージ 2017 タイプ 発泡酒 品種 ピノネロ アルコール 12.0% 容量 750ml 売価 13,200円(税込) ブドウ品種「ピノネロ」は、20世紀初頭にオルトレポパヴェーゼ地域にて広範囲に栽培が始められた。
1970年代以降には、この地域はイタリアのピノネロ栽培地として重要な場所と位置付けられている。
このワインも「ピノネロ」を100%使用し、その皮をひと粒手間をかけ丁寧に手で取り除くことを基本としている。
シャルマー方式を用い、優しくプレスされた葡萄ジュースは一次発酵の後加圧タンクに移し替えられ、少なくとも6か月間ゆっくりと二次発酵される。
名称には幾つかの意味が込められており、
例えば、MAG(IC+)+(PIN)OTで、ピノの赤い葡萄が白い葡萄ジュースに変わる模様をとらえていることや、イタリア語で魔術師を意味する言葉などに由来している。
明るい麦わら色でグレープフルーツや西洋ヒノキの香り豊か。
新鮮さとバランスの良さが特徴で、どの前菜にもよく合う。
魚料理や軽いパスタ、白身の肉とも相性も抜群である。 -
ROMEO
商品名 ロメオ 原産国 イタリア 生産地域 ロンバルディア カテゴリー DOC ヴィンテージ 2013年 タイプ 赤 品種 バルベーラ60% ボナルダ40% アルコール 14.0% 容量 750ml 売価 11,000円(税込) 1967年、イタリアで最初にDOCを取得したワインであるが
既に1941年に貴重なワインと認められていた歴史をもつ。
名称は、1800年代初めにポー川で発見された『Gutturnium』というローマ原産の銀製カップから付けられた。
標⾼270メートルの土壌で栽培される「バルべーラ」60%と「ボナルダ」40%との混合。
タンクで発酵後、フレンチオークの樽で少なくとも1年間熟成される。
瓶詰め後、さらに12か⽉間追熟させることで洗練された完璧さに至る。
樽からくるエレガントで複雑な⾹りに2種類の葡萄の特徴が相まって、
何とも言いがたい絶妙なハーモニーを醸し出す。
タンニンも極めて柔和で、ブラックベリーと胡椒の風味も楽しめる。
ローストした⾁や燻製の⾁、熟成したチーズなどとの相性は抜群。
飲む数時間前に抜栓し、酸素に触れさせることで更なる豊潤さを生む。 -
SOMMOSSA
商品名 ソモッサ 原産国 イタリア 生産地域 ロンバルディア カテゴリー DOC ヴィンテージ 2018年 タイプ 赤・発泡酒 品種 クロアティナ アルコール 13.5% 容量 750ml 売価 4,400円(税込) 泥灰質と石灰質からなる肥沃な土壌に育てられた葡萄「クロアティナ」100%で造られる。
古代より続く伝統的な製法での二次発酵の後、毎3月初旬に瓶詰めされる。
辛口で明るいルビー色のこのワインはラズベリーの香りが豊か。
バランスの優れたタンニンを持つエレガントな味わいである。
瓶の中では芳醇度が進み、夏に向けて最高の味わいに達し、そのまま2~3年の間で楽しめる微発泡の赤ワイン。
サラミ、熟成肉などのほか、心地よいほのかな泡がどの料理でも楽しませてくれる。
パスタやグリルした牛肉、豚肉料理やチーズとも幅広くふさわしい。
2017年ワインアドボケイトで2016年、87点獲得。 -
DUESTRADE
商品名 ドゥエストラーデ 原産国 イタリア 生産地域 ロンバルディア カテゴリー DOC ヴィンテージ 2017年 タイプ 赤・発泡酒 品種 バルベーラ60% ボナルダ40% アルコール 13.5% 容量 750ml 売価 6,050円(税込) ワインの名前の由来は、古代において、最⾼級のワインが飲まれれた「Gutturnium」と呼ばれるローマ原産の銀製のカップにその名を負う。
畑は、Gutturnio Classicoと呼ばれる地区に位置する。
バルベーラ60%とボナルダ40%で造られる。
鮮やかなルビー⾊で、強烈なフルーティなアロマを持つ。
⾟⼝で⼝の中でふくよかさが広がるが、決して主張し過ぎることはない。
バルベーラの⼒強さとボナルダの洗練された⾹り、⼼地よさとを併せ持つ
完璧にバランスのとれたフリッツァンテ。
どの料理にも合うが、特にスープと⾚⾝の⾁によく合う -
FICCA NASO SECCO
商品名 フィッカナーゾ セッコ 原産国 イタリア 生産地域 ロンバルディア カテゴリー DOC ヴィンテージ 2018年 タイプ ⽩ 微発泡 ⾟⼝ 品種 マルヴァジア アルコール 12.5% 容量 750ml 売価 4,400円(税込) ブドウ品種「マルヴァジーア」を100%使用。
手作業で収穫後、直ぐに優しくプレス。
発酵が始まるまで8~10時間もの丁寧なスキンコンタクトを取り続ける。
清澄させ辛口に達するまで発酵を続ける。
冬まで休ませ、加圧タンクで少なくとも60日間二次発酵させる。
濃くて明るい麦わら色で果実の香りが極めて豊かに。
特にアカシア、西洋ヒノキ、青リンゴの花のアロマが特徴的である。
バランスがとれ、やさしく後味にほんの少し苦みを感じる。
アペリティフに最適で、リゾットやパスタ、卵や野菜をベースにした料理、
燻製肉、白身や赤身の肉など幅広く楽しめる。
特に脂の乗った新鮮な魚介類、甲殻類との相性は絶賛。 -
SFACCIATA DOLCE
商品名 スファッチャータ ドルチェ 原産国 イタリア 生産地域 ロンバルディア カテゴリー DOC ヴィンテージ 2018年 タイプ ⽩ 微発泡 ⽢⼝ 品種 マルヴァジア90% モスカートビアンコ10 % アルコール 7.0% 容量 750ml 売価 6,050円(税込) 「マルヴァジーア」90%に「モスカートビアンコ」10㌫を加え、ほんのり甘く仕上げている。
手作業で収穫後直ぐにプレスし、温度管理されたタンクで発酵を始め、その後加圧タンクに移し二次発酵へと導く。
高い糖度が出た時点で冷却、アルコール度数約5度で発酵を止める。
ワインはそのままタンク内で再糖度による自然発酵し発泡させる。
明るい麦わら色にきらめき、柑橘類、アプリコットなどのほのかな甘い香りが広がる。フルボディで繊細な酸味・甘みとのバランスが極めて良い。
デザート、ケーキやお菓子類と共に食後酒として最適だが、
適度なアルコール度数があるので、食事中でも楽しめるワイン。 -
Ortrugo
商品名 オルトゥルーゴ 原産国 イタリア 生産地域 ロンバルディア カテゴリー DOC ヴィンテージ 2017年 タイプ ⽩ 微発泡 品種 オルトゥルーゴ アルコール 12.0% 容量 750ml 売価 5,500円(税込) 葡萄品種「オルトゥルーゴ」を100%使用。
マルヴァジーアと同地域で古くから栽培されてきた品種ではあるものの、
初めに人気が出た「マルヴァジーア」と区別する為に、長い間ただ素気なく「その他の葡萄」と呼ばれてきていた。
1970年代初頭になって、正式に「オルトゥルーゴ」と命名された経緯をもつ。
この名で販売されるようになると、
この品種の優れた要素が徐々に評価されるように。
これに伴い、オルトゥルーゴの栽培は徐々に広がりをみせ、現在は土着品種に至っている。
果実味を感じられる⼼地よい辛口で、香りも極めて豊かで上品。
とても飲みやすく、さらに微発泡の特徴がよく表れている評価の高いワイン。
食前酒から食事を通して楽しめ、どんな料理にも万能にマッチする。
多くの人から定番として根強く愛されている逸品。 -
UMORE NERO
商品名 ウモーレ ネーロ 原産国 イタリア 生産地域 ロンバルディア カテゴリー DOC ヴィンテージ 2017年 タイプ 赤 品種 ピノネロ アルコール 13.0% 容量 750ml 売価 6,050円(税込) オルトレポパヴェーゼ地域では、1500年の時点で既に葡萄品種「ピノネロ」に関する記述が残っており、カステッロ ディ ルッツァーノにおいても、1800年には「ピノネロ」と「ピノグリージョ」の樹を所有している。
フランスでは大変重要とされている葡萄品種であるが、今日、「ピノネロ」は
この地でも高く評価されている品種の一つに至っている。
1999年に0.7ヘクタールの⼟地に新しく植付けされたピノネロを100%使用し、
クラッシックなワインのピノネロとは一線を画す独特な仕上がりが特徴。
UMOREの名称は、葡萄から流れ落ちるジュースの意味合いに、少しブラックユーモアを利かせた意味を掛け合わせたものである。
樽の香りや熟成感をあえて引き算したデリケートな味わいは、繊細な料理との相性がずば抜けて良い。
ふんわりほのかな薔薇の香りも斬新な、人気の高い定番の逸品。 -
CARLINO
商品名 カルリーノ 原産国 イタリア 生産地域 ロンバルディア カテゴリー DOC ヴィンテージ 2014年 タイプ 赤 品種 ボナルダ100% アルコール 13% 容量 750ml 売価 6,050円(税込) 泥灰土と石灰質が混ざり合う土壌の中でも、南に位置する最も高い丘で栽培されている樹齢30年~45年の葡萄品種「ボナルダ」を100%使用している。
葡萄は破砕・除梗した後、タンク内にて力強さと豊かなタンニンやしっかりとした⾊が得られるまで慎重なスキンコンタクトを多く行う。
冬の終わり頃に、古代から続く貯蔵庫のタンクに移し替えられ、ボトリングまで少なくとも1年間貯蔵される。
紫色を帯びたルビー色に仕上がり、すみれの香りやスパイシーさが芳醇。
辛口のフルボディでブラックベリーやプラムなどのフルーティな香りも漂い、さらに、後味ではほのかに黒胡椒の風味も感じられる。
ミートソースなどのパスタ料理とも相性がよく、リゾットなどももちろん、豚肉や赤身の肉などとも楽しめる。
爽快な酸味は、バターやクリームを使ったリッチな料理にも合う。
2017年8⽉ワインアドボケイトで、2015年、88点獲得 -
Merloblu
商品名 メルロブル 原産国 イタリア 生産地域 ロンバルディア カテゴリー DOC ヴィンテージ 2015年 タイプ 赤 品種 メルロー アルコール 13.0% 容量 750ml 売価 6,050円(税込) ⽯灰質と粘⼟質から成るルッザーノの⼟壌は「メルロー」によく適していることから⼟壌を慎重に研究し1995年に「メルロー」の栽培を決め、
接ぎ⽊の台⽊と質のよいクローンを選び栽培を開始。
最初の年はボトリングせず、2001年の収穫後に試飲を重ねボトリングを始める。
名前は葡萄の品種からきているのではなく、城壁の先端の凸部を指す建築⽤語=メルロ、ブルーはワイナリーのテーマカラーである。
温度管理されたタンクで発酵させマノラクティック発酵を経て何度かデカンテーションした後、春に瓶詰めされる。
果実味が豊かで、優しく滑らかな味わいが広がる。
充分なアルコール含有量に達するまで⾧期間の熟成に値するワインでもあるものの、あえて若い時期に葡萄の特色を活かして販売される。
可能な限りアロマを残すため、樽は使わず造られる。
全ての料理に万能で、特にソース仕立てのパスタや赤身肉には絶品。 -
VENA ROSSA
商品名 ヴェーナ ロッサ 原産国 イタリア 生産地域 ロンバルディア カテゴリー DOC ヴィンテージ 2017年 タイプ 赤 品種 バルベーラ60 % ボナルダ40% アルコール 13.5% 容量 750ml 売価 5,500円(税込) 口当たりはみずみずしく、生き生きとしたフレッシュな果実感。
イタリア人のみならず多くのヨーロッパ人を虜にする葡萄種の完璧なバランス。
ナチュラルで飲み心地の良さはありつつも、リッチで上質感のある味わいが楽しめる。
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Elle
商品名 エッレ 原産国 イタリア 生産地域 ロンバルディア カテゴリー DOC ヴィンテージ 2017年 タイプ ロゼ 品種 メルロー アルコール 13.0% 容量 750ml 売価 4,400円(税込) 南西に位置するフラッチオーニと呼ばれる畑で造られており、ルッツァーノのメルローは柔らかいワインを⽣み出している。
「L」は、Luzzanoの「L」で、ルッザーノを特徴ずけるものである。
収穫後、破砕され、24時間のスキンコンタクトをとる。
深いピンク⾊で、⽩ワインの特徴である新鮮さとメルローのしっかりした味わい、かすかなタンニンを併せ持つ⾟⼝のロゼワイン。
イチゴ、キイチゴ、スグリ、レッドチェリーなどのフルーティな⾹りが特徴。
前菜、⽩⾝の⾁、⿂料理によく合う。